基本問題 b 定理の適用法


最初に,ペグ1を穴の位置2に移動すると,領域 A, B, C の区分が見える。
そこで,ペグ3を穴1に移動すると,領域 A に定理2を適用できる。 定理2を適用して領域 A を消すとき,移動したペグ1は3の位置に戻し, 領域 A のペグが領域 B の右上端に治まるように移動する。
すると,領域 B に定理1の系を適用して,領域 B が消せる。 同様に,領域 C に定理1の系を適用して,領域 C を消す。
最後に,残った領域に定理3を適用すれば,ペグ2だけが残る。

この例に見るように,ペグを移動して,定理が適用できる区分を探すと, 正解を見つけやすくなる。