新ルールについて

1.手合割には,置石と逆コミ,それらの混合があります。ここでは,4子局までは置石を採用し,5子局以上では逆コミを採用します。逆コミは1子ごとに15目増として,手合割表をここに示します。
2.対局には,将碁友の会・囲碁サークル「約束対局」を利用します。この対局申し込みでは,互先局~9子局,黒出し6.5目~白出し7.5目を設定できます。従って,白出し8目以上の逆コミを設定する代わりに,次のような「仮設定」をします。持ち点の点数差に応じて黒出し~白出しを設定して,仮に「4子局」と設定します。対局終了時に「仮設定」の勝敗が表示されますが,持ち点数差による置石数と4子との差に対して1子ごとに15目の倍数を計算して,白の目数がその値よりも大きいとき白勝ちとします。

棋譜検討ツールについて

1.棋譜検討には, Lizzle_KataGo を利用します。この AI ソフトは,想定展開図や勝率の他に,目数差を表示しますので,局面の優劣を判断しやすくなると思います。ここに例を示します。
2.前記5子局以上の「仮設定」は, AI ソフトには通用しません。そこで,対局結果の sgf ファイルを編集して,仮の「4子局」のコミ数と対局結果について,持ち点差に応じた置石数と1子違いごとに15目の倍数を逆コミ(減算)する修正を行ないました。ここに例を示します。
3.KataGo の解析状況を見やすくするために,Lizzle のメニュー項目のいくつかを次のように設定しておきます。メニュー『表示』→『情報表示』をクリックします。『勝率』のみをチェックして,他の『プレイアウト数』『目差』を外します。メニュー『表示』→『大きい勝率グラフ』をチェックします。また,メニュー『設定』→『テーマ』を選択して,勝率・目差の線の色を好みに変更します。